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テレビ視聴用のアンテナには、「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」など、いろいろなものがありますが、その中には「パラボラアンテナ」というものもあります。このページでは、パラボラアンテナについて紹介いたします。
テレビ用のアンテナは、大きく二つに分けられます。衛星アンテナと地デジアンテナです。
BSやCSなどの衛星放送を視聴するためには、衛星アンテナが必要になります。衛星アンテナは、人工衛星の電波を受信するためのアンテナです。この場合の人工衛星とは「放送衛星」を指します。この衛星放送を視聴するためのアンテナが「パラボラアンテナ」。
「パラボラ」とは「放物線」という意味の言葉で、パラボラアンテナはお椀の形をしたアンテナとなっています。ただ、パラボラアンテナはマイクロ波通信で地上と交信することもあるため、基本的にパラボラアンテナと衛星アンテナは違うものとして分類されます。
衛星アンテナと地デジアンテナは、電波を受信するという基本的な用途は一緒ですが、受信する周波数に違いがあります。
衛星アンテナは3GHz~30GHz、地デジアンテナは300MHz~3GHzとなっています。
とはいえ、衛星アンテナは丸いお椀型で、地デジアンテナは針金を組み合わせた魚の骨のような形と、形状が全く違います。
その理由は、発信局からの距離。衛星アンテナは宇宙と通信なので長距離、地デジアンテナは地上で通信するので短距離となります。電波は距離が長ければ長いほど弱くなるので、衛星アンテナは電波をキャッチする方向を限定する必要があるため、一方向から集中的に受信するための形状となっているのです。
そして丸い皿型の形状になっているのは、反射によって電波を皿の中心部に集約させるためです。1カ所に集約させれば、弱い電波も強くなり、問題のない衛星放送の視聴につながります。ちなみに、お椀型の部分は電波が関わらないため、極端に言えばお鍋のようなものでも代用が可能です。実際にお鍋を使ってアンテナの代わりにするのは難しいですが、2013年ごろには、JAXA宇宙教育センターが子供向けの宇宙教育教材として「中華鍋」を用いたパラボラアンテナキットの作成を行い、公開していたこともあります。
地デジアンテナが針金型になっているのは、電波の発信元が近いために十分な電波の強さがあり、集約の必要がないからです。また、針金型の方が自然災害などの影響を受けにくく、倒壊したときの被害も小さくて済みます。
パラボラアンテナの取り付けは、専門業者に依頼するようにしましょう。理由は二つあります。
一つは、電気系統などの知識や技術が必要だということです。アンテナは少しずれると途端に映りが悪くなりますので、細かな調整が必要になります。生半可な知識ではうまくいかず、余計な手間や時間、労力がかかってしまうということも往々にしてあり得ます。
そしてもう一つは、危険であるということです。アンテナの設置は屋根の上やベランダの外など、危険な場所で行うケースが多く、自分が落下する、アンテナや工具などを落としてしまうなどのトラブルが考えられるからです。
また、設置直後は問題なく視聴できていたとしても、強風や積雪などによって角度がずれたならその度に修正しなくてはいけません。専門業者であればそうした自然災害に持ちこたえられるよう、あらかじめ頑丈に設置する技術を持っていますが、一般人でそうしたスキルを持っている人は、そうはいないでしょう。毎日安心してストレスなくテレビを視聴することを考えた場合、アンテナ工事はプロに依頼するのが賢明だと言えるでしょう。
アンテナ設置を専門業者に依頼する場合、信頼できる業者を選ぶことが何よりも大切です。
もし工事そのものがうまくいかないと、やり直しの費用がかかるだけでなく、自宅や隣家に被害が出ることも考えられます。アンテナ設置工事に関しては、多くの業者をチェックし、複数の見積もりを取った上で、信用できる業者を選んで工事を任せるようにしましょう。
その段階で手間と労力を惜しまないことが、ゆくゆくのトラブル防止につながっていくのです。しっかりとした技術と知識、そして実績を持つ専門業者であれば、自宅の条件を伝え、事前調査をしてもらうことで、最適なアンテナ工事を提案してくれることでしょう。
餅は餅屋、アンテナ工事に関しては、その道の専門家に任せるのが、先々を考えれば最も賢明な選択となるのです。